整備事例

2021年10月14日

タイヤ交換と締め付けトルクのお話

10月も中旬に入り、冬タイヤ交換シーズンも間近に迫ってきました。

さて、この時期、自宅でタイヤ交換される方もいらっしゃるかと思いますが、ここで注意すべきが締付けトルクです。

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タイヤ交換の際のトルク(締め付ける力)は各メーカー・車種ごとに規定トルク値が決まっているのをご存知ですか?

例えばトヨタのアルファードだと103Nm、スズキのスペーシアは85Nm、ホンダのN-ONE108Nmと同じ軽自動車でもかなり違います。

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ちなみにトルクを表す単位はNm(ニュートンメートル)ですが、トルク(T)は力(F)✕長さ(L)で計算できます。(下図参照引用元TONE)

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例えば全長1mのトルクレンチがあったとして、これに100N(ニュートン)の力をかけると、100N1m100Nmとなる訳です。


さて、規定トルクで締めなかった場合、いったいどうなるでしょう?

締め不足(トルク不足)の場合、走行時の熱や振動でナットが緩み、最悪の場合ホイールナットが外れてタイヤが脱落する危険性があります。

締め過ぎ(オーバートルク)の場合、ハブボルトの根元が伸びて、走行時の熱や振動で最悪ハブボルトが折損し、重大な事故を発生させる危険性があります。

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このような危険を回避するには、経験や勘だけに頼ったトルク管理でなく、トルクレンチを用いた正確なトルク管理が望ましいのです。


当社ではタイヤ交換は最初に手でホイールナットを取り付け、次にエアーインパクトレンチで締め、最後のトルク管理はプレセット型のトルクレンチを使用しています。

このトルクレンチは、予め設定したトルクに達すると「カチッ」と音がして締め付け完了を確認できるレンチです。

トルクレンチも使い続ける内に狂う可能性があるので、当社では業者に委託して定期的にトルクレンチの校正(正しい値か確認調整する)作業を行っています。

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このように簡単に思えるタイヤ交換ですが、規定トルクを知らないと重大な事故の発生に繋がりかねません。

冬タイヤ交換は自動車整備のプロ「三愛自動車」に任せて安心安全快適なカーライフを過ごしましょう。



札幌の車検・整備は三愛自動車



posted by 三愛自動車 at 14:58| Comment(0) | 整備事例

2021年09月15日

HLSC(ヘッドランプ・スチームコート)の施工

HLSCはヘッドランプ・スチームコートの略で、蒸発させた樹脂をレンズに蒸着させる画期的な技術です。

HLSCでクリアに復活.jpg


愛車に長年乗っていると洗車してボディはピカピカにできても、ヘッドライトレンズが黄ばんで曇っていたりすると、それだけで車の印象が悪くなってしまいます。

実はヘッドライトの黄ばみや曇りの原因は紫外線なのです。紫外線は長い期間にレンズ表面を劣化させ、黄ばみや曇りの原因となっているのです。

HLSC施工前の状態.jpg 両灯施工完了後.jpg


ヘッドライトはエクステリアの印象を決定付けるポイントだけに、ヘッドライトの黄ばみが気になっている方は多いと思います。

また、夜のドライブでもライトの光量が低下し、前方が良く見えなくてストレスを感じている人も多いかと思います。


ヘッドライトはレンズ単体で部品供給されている車種はごく一部で、多くの車種はヘッドランプASSY交換が必要で、ヘッドライト自体全部を交換しなければならず、その工賃も含めると費用は高額となります。



HLSCは黄ばんで曇ったレンズをサンドペーパーで研磨し、蒸発させた樹脂を蒸着させることで、レンズをクリアに復活させる画期的な施工技術で、費用もヘッドランプ全体の交換に比べ安価に施工できます。


その施工方法ですが、まず最初にヘッドライトの周辺部にキズや汚れが付かないようにマスキングテープでキレイに養生します。

マスキングテープで養生中.jpg


次にオービタルサンダーに、#400のサンドペーパーをセットし、レンズ表面を丁寧に研磨、その次に#600#800#1200#1500#2000#2500と徐々に細かい番手のサンドペーパーに変更しながら、レンズ表面の黄ばみや汚れを落とします。

研磨中.jpg 研磨後未清掃状態.jpg


研磨が終わったら、樹脂粉をキレイにウェスで拭き取り、下地の作成は完了です。

研磨完了後.jpg


そしてここからが、いよいよ本番。HLSC専用カップに溶剤を入れ、電源を入れて加熱、溶剤が沸騰してきたら、専用のノズルを使ってレンズに蒸気を当てると、驚くほどクリアにレンズ表面に新たな層が形成されていきます。

HLSC施工後アップ.jpg


施工前と施工完了後の写真を見比べると、その差は歴然です(710枚目の写真)

HLSC施工前後の比較.jpg HLSC施工後点灯アップ.jpg


このようにHLSCは、ヘッドライトレンズに新しい層を蒸着させ、クリアさを復活させる画期的な施工技術です。


今回ご紹介したHLSC(ヘッドランプ・スチームコート)のお問い合わせ、ご用命は、当社(電話:011-781-9111)までご連絡下さい。


当社のホームページはこちら→ https://www.san-ai-jikou.co.jp/



posted by 三愛自動車 at 14:25| Comment(0) | 整備事例

2021年09月03日

鈑金塗装部門のお仕事

こんにちは。
鈑金塗装部門のDです晴れ

暑い8月が終わり、夜は涼しくなってきましたねぴかぴか(新しい)
気温差があるので体調を崩さないように気をつけてください手(チョキ)

今日は鈑金塗装部門での作業事例を紹介したいと思います。

鈑金塗装部門では、主に事故の修理やコーティング作業などを行う部門ですが、
稀に車両のカスタムや全塗装も行っていますひらめき

まずは、ミニクーパークロスオーバーを今流行りのリフトアップ仕様へカスタムexclamation×2




S__17653803.jpgS__17653804.jpg


作業前↑               作業後↑


専用の2インチリフトアップキットを使いタイヤのサイズも大きくしたことで3インチ上がりました。
(1インチ2.54pのため3インチだと7.62p車高があがりました)グッド(上向き矢印)
アライメント測定と試運転を行い完了です。
もちろん、保安基準は満たしているため車検はとれますひらめき


続いてウィングロードをノーマルからエアロ仕様へカスタムどんっ(衝撃)
今回は純正シルバー色からGT-R純正のグレー色へ全塗装です!

施工前
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作業中(エアロパーツの仮合わせ)

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完成↓
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他にも過去の事例は多数ありますが、一部紹介させていただきました!

カスタムに関する作業は修理作業と違い、決められた金額や作業時間設定がありません。
そのため、お客様がこういう事をしたいなどご要望頂ければ、見積り金額から
提示させて頂きたいと思います。

ご用命の際は是非お声掛けくださいexclamation×2




posted by 三愛自動車 at 15:24| Comment(0) | 整備事例