保護して剥がせる塗装「ラバーディップ」の透明版「SPPF」の自社施工例をご紹介します。
SPPFはスプレーペイントプロテクションフィルム(Spray Paint Protection Film)の略です。
今回はお客様から、他社でメッキ加工したドアの表面保護をしたいとご要望があり、当社でSPPFを施工することになりました。
SPPFの施工は専用塗料を塗布後、すぐに乾燥させる作業を8回繰り返す、とても手間の掛かる作業です。
SPPF施工作業には静電気が大敵なので、イオンシャワーブローガンを使用し、イオンシャワーで除電しながら乾燥させます。
今回の写真は作業者が撮影していますが、イオンシャワーブローガンが写り込んでいるのが、お分かりいただけると思います。
トップコートの塗装と乾燥を含む8回の重ね塗りが完了した状態が下の写真です。
車体に取付後の写真です。
SPPFは飛び石などからボディを保護することを目的に施工するスプレーガンで塗るタイプの「剥がせる塗料」なので継ぎ目が無く、吸着した分厚い皮膜が包み込むように愛車のボディを護ります。
SPPFの塗膜は非常に厚く、純正のクリヤー層が約50μm(約0.05mm)に対し、160μm〜230μm(0.16〜0.23mm)を保ちます。
この分厚い塗膜が継ぎ目無くボディを包み込み、飛び石はもちろん、傷に対する耐久性も抜群。
車の塗装面は洗車や雨風による経年劣化により目には見えない傷が蓄積されていきます。
その傷ついた塗装面の光沢を蘇らせる為にはポリッシャー(研磨機)等での磨き作業が必要となりますが、SPPFは一般の車の塗装面のように磨く事ができ、軽微な傷やクスミを消し、光沢を復元する事が可能です。
しかもその上からコーティングを施すことも可能なので、常に最高のツヤを保ち、塗ってあることさえ誰にも気づかれない次世代のペイント保護サービスです。
SPPFのお問い合わせは当社(電話:011-781-9111)までご連絡下さい。
当社のホームページはこちら→ https://www.san-ai-jikou.co.jp/